Greg Laurenについて


Greg Laurenとはどのような人物か?
ファッションシーンにおいてその名を知らない人がいないであろうRalph Lauren(ラルフローレン)の甥で、俳優や画家などマルチな才能を持つGREG LAUREN。幼い頃から叔父であるRalph Laurenや多くのファッションアイコンとされる人物を見て育ち、憧れを抱いてきたGregは自身もファッションの世界へと足を踏み入れ、2011年に自身の名を冠したブランドを始動。
展開されるラインナップは、ヴィンテージ感が強いワークウェアやミリタリーウェアをハンドメイドで再構築した一点物のアイテム達。
素材の魅力を最大限生かすため、歴史が染み付いた古い布から新しい命を生み出し、最も原始的なハンドクラフトに拘ったアイテム作りを行ない、その独自のプロダクトが瞬く間にセレブレティをはじめとした多くのファッショニスタらを魅了した。また画家でもある彼らしいハンドメイドでペイント加工を施したアイテムも多数存在するなど、大量生産を行う現代のファッションシーンの流れに逆行するアート×ファッションを体現したブランドである。

Greg Laurenはどう私たちの目に映っているか?
リメイクやってるプロダクトの中では頭1つ抜けてると感じる。
RALPH LAURENのテイラードもスタイルの中に取り入れ、アメリカンカジュアルにも落とし込めるテイストを「現代っぽくぶっ壊した」と呼べるようなスタイルは他のリメイクブランドとは一線を画す。
また、海外アーティストのライブ衣装とかでも頻繁に使用されて、プロップスも十分にあると感じる。

ただ、リアルな商圏内で着ている人を見ないのは、プロダクトに対しての価格設定が高すぎるイメージがある。
俗に言う外タレ、セレブ、有名なスタイリストしか着ていないと感じる。
確かに縫製、1つ1つの生地みるとレベルが高いのは目に見えてわかるけど平均単価が15万のブランドを買えるアジア人含め世界のマーケットにどれぐらい要るのか、(東京のセレクトショップであるNubian、GR8の50%~70%OFFでやっと稼働するぐらい、プロパー消費だと1シーズン1.2点程度かと思う)マーケティングの部分で改善する必要は大いにあると感じる。

ただ純粋に感じるのは、抜群にかっこいいという事実。